赤ちゃんは泣くことがおしごとです。
おなかが空いたら泣いて、おむつが汚れたら泣いて、眠くなったら泣いて… 特に生後間もない赤ちゃんの場合には、これがエンドレスですね。

泣くことが仕事だと言われても、ずっと泣いているのは見ていられない、なんとかして泣き止ませてあげたい、と思うものです。それが夜中ならばなおさら…

では、夜中に泣いてしまうのはなぜなのでしょう?

自分の子どもが夜中に泣いて起きてしまった場合、多くの親は、おなかが空いたのかなとミルクを与えます。おむつが気になるのかなとおむつ替えをします。それでまたすんなり寝てくれるのであれば、多少の夜泣きは致し方ないと諦めもつくと思いますが、必ずしも、夜中のミルクやおむつ替えの後にまたすんなり寝てくれる子ばかりではありません

また、ミルクやおむつ替えのために、起こされる回数が一晩で1-2回ならまだ頑張れると思いますが、多い子で3-4回や5-6回起きてしまう子もいます。このような子の場合、ミルクをちゃんと飲めていれば1-2時間でおなかが空くことは考えにくいため、空腹以外の理由で起きている可能性が高くなります。ミルクを与えようとしても飲まなかったり、おむつを替えようとしても汚れていなかったり、、という場合には、別のところに原因があると考えられます。

夜泣きの原因4つとその対策を紹介!

赤ちゃんがぐっすり朝まで寝られずに、夜中に何度も起きてしまう原因をいくつかご紹介していきますね。

1. レム睡眠で眠りが浅くなっているときに目を覚ましている

人間は、赤ちゃんも大人も、夜中寝ているときにレム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)を繰り返しています。浅い眠りであるレム睡眠に入ったとき、私たちは少し目を覚まします。大人の場合には寝返りをうったり、布団をかけ直したり、はたまたトイレに立ったり。

赤ちゃんの場合も同様で、レム睡眠の時に少し目を覚まします。その時に、覚醒してしまうと泣いて起きてしまうのです。覚醒せずに、また次の睡眠サイクルに入ってもらえるような工夫ができると、長く寝られるようになっていきます。

まずは、寝室を赤ちゃんが安心できる安全な環境に整えてあげてください。

2. 抱っこや添い乳、添い寝など、寝かしつけ方法が癖になってしまっている

赤ちゃんは、ママやパパに抱っこされると安心します。おっぱいやミルクを飲むとおなかが満たされて眠くなります。これは、ごくごく自然なことで、私たち人間は(哺乳類は?!)大昔からこのような寝かしつけをしてきています。
安心できること、満たされて眠くなること、だからこそ、赤ちゃんはそれを求めます。私たち大人もそうですよね。心地いいこと、気持ちいいこと、幸せな気分になれること、があったら何度でも求めると思います。

つまり、上記1.に記載したとおり、赤ちゃんが夜中にレム睡眠で少し目を覚ました際、ママやパパの抱っこやミルクを求めてしまうということ!そうなると、何度も抱っこやミルクを求めて目を覚まし、その都度ママは授乳したり、ママパパが抱っこしたりして再入眠をさせてあげることになります。

レム睡眠で目を覚ましても、抱っこやミルクを求めずに、再び自力で寝られるようになるためには、親が介入した寝かしつけ方ではなく、介入なしで寝かせる、つまり、一人で寝床に横になっている状態で入眠していくこと、がカギになります。

3. お昼寝(昼間の睡眠)が足りていない

『睡眠は睡眠を生む』、英語ではSleep begets sleep、という言葉をご存知でしょうか?

「今日はたくさん遊んでお昼寝少なかったから、夜はぐっすりね~」というフレーズも良く聞きますが、実はこれ、間違い!!赤ちゃんは、お昼寝をたっぷりすると、夜もぐっすり寝てくれるということが科学的にも証明されています。

月齢に応じて必要とされているお昼寝の回数や、お昼寝時間を意識して日中を過ごしてみると、夜泣きの回数も減る可能性がありますよ。

4. 最後のお昼寝から就寝までの間に疲れが溜まっている

月齢によって、必要とされるお昼寝の回数はさまざまですが、どの月齢の子にも共通するのは、最後のお昼寝から夜の就寝までの間の時間が長くなって、眠気のピークを超えてしまうと、寝つきが悪くなります。赤ちゃんは大人とは異なり、疲れのピークを超えると上手に寝られなくなってしまうんですよね。

夕方はご飯にお風呂にとバタバタ忙しい時間帯ですが、19時~20時くらいに就寝できるよう調整してみてください。

Baby photo on top: Sweet Me Photography